アニメ
人生で大切なことは、いつも
が教えてくれた─-
「ウマ娘 3期」─ダイヤが勝てた理由、キタサンがもっと強くなれる理由─ 感想と考察 7話
第7話「あたしたちの有マ記念」 ジャパンカップに出走したキタサンブラックとシュヴァルグラン。結果は見事にキタちゃんがG1・3勝目を飾り、年末の有馬記念もとい有マ記念に向けて勢いを増していた。 一方で、シュヴァルは3着止まり。それでも世界からウマ娘が集うこのレースでこの結果は上々とも言える。しかし、シ…
©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会「ウマ娘 3期」─負けて泣けたキタサト、次に流すは勝利の涙─ 感想と考察 5~6話
第5話「自分の証明」 次戦に宝塚記念を見据えるキタサンブラックは、菊花賞での勝利に強くなっているという実感を得ていた。 だけど、ドゥラメンテ復帰の報を聞いたキタちゃんは、彼女の実力を知っているからこそ、やっぱり物怖じせずにはいられなくもいた。そして、そんなキタちゃんの姿は、圧倒的な自信と見据えるのは…
©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会「Just Because!」─青春の終わりに、僕らは諦められなかった─ 感想と考察 1~5話
第1話「On your marks!」 高校3年生も3学期目前の転校生。このまま穏やかに残りの僅かな時間の消化試合のように過ごすだけだったはずの日々。そこに、唐突に射し込んだ一つの特異点が泉瑛太だった。 4年ぶりに戻ってきた街に、4年ぶりに再開した陽斗。ホームランチャレンジで野球をしているうちに不思…
©FOA/Just Because! 製作委員会「星屑テレパス」─海果の思いは、宙へ広がるビッグバン─ 感想と考察 1~6話
第1話「彗星エンカウント」 人とのコミュニケーションが苦手な小ノ星海果は、こんな自分でもフツーでいられる場所と友だちを求めていた。それが宇宙であり、宇宙人。 そんなことを言われてしまうと、この地球上にはただの一人も心を開ける相手がいないのかと海果の感じる孤独さに心がツンとさえしてしまう。だけど、それ…
©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会「駒田蒸留所へようこそ」─琉生さんからの2つのメッセージ─ 感想と考察
今を寝かせて、過去を未来へと届ける この蒸留所を描いた物語の中において、ウイスキー作りが示すメッセージというのは、「過去から未来へと、思いを繋いでいくこと」なんだと思う。 それは、冒頭でニュースバリューの光太郎に向けて、琉生が「少なくとも3年寝かさなければいけないんです。だから、今作っているのは未来…
©2023 KOMA復活を願う会「ウマ娘 3期」─キタちゃんを”リスタート”させた3つの転換点─ 感想と考察 1~4話
第1話「憧れた景色」 負けから始まったキタサンブラックのクラシック戦線。ドゥラメンテの圧巻の追い上げには、どこか気が抜けてしまうような感覚もあったし、悔しさよりも先に驚きのリアクションをしていたキタちゃんもきっとそう感じていたように見えるものだった。 だけど、次のダービーは負けられない。キタちゃんの…
©2023 アニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 3」製作委員会「ガルパン最終章 4話」─ミカvs澤梓、カリスマじゃない健気なリーダー像─ 感想と考察
次期リーダー・澤梓 いきなりエースのあんこうチームが撃破されてしまった大洗。だけど、みほを失っても大洗が崩れなかったのは、追い詰められてからの起死回生を狙う「あんこう割れ鍋作戦」を離脱した会長から引き継ぎ、さらにスナイパーのKV1追跡戦のために隊を二つに分ける英断を決めた澤ちゃんがいたからだった。 …
©GIRLS und PANZER Finale Projekt「アークナイツ 2期 冬隠帰路」─アーミヤとチェンの正義、その意味とは─ 感想と考察 9~13話
第9話「序歌 Conspiracy」 チェルノボーグでの戦いにて、ミーシャを自らの手で殺せなかったことは、アーミヤの心に「自分は誰も救えない」という傷を残していた。そして、あの時ミーシャに手を下すことができたチェンと対比して、アーミヤは自分の正義はただ怒りや憎しみに動かされるままのものでしかなく、そ…
©2017 HYPERGRYPH「true tears」─泣けない私の、叶わない恋─ 感想と考察
この『true tears』というアニメは、なかなかに恋愛アニメな以上に質アニメ的であるうようにも感じた。それ故に1話ずつ見終えた後にキャラクターたちの関係性と展開を整理し、自分で改めて咀嚼してから初めて見えてくるものも少なくないし、もう一度見たいと思わせてくれるものだった。それに、そうやって彼女た…
©2008 true tears製作委員会「花咲くいろは HOME SWEET HOME」─夢を叶えること、大人になること─ 感想と考察
ママの「輝きたかった」頃 喜翆荘での時は少し遡って、夏のこと。緒花は豆じいの昔の業務日誌の中に、母・皐月のことを見つける。それは皐月もまた「私、輝きたいの!」と言っていたという、緒花の知らない母の姿だった。 当時の皐月は高校3年生という、まさにこれからどんな大人になっていくのかという、人生の中でも一…