「物語の読解、演出の解体、世界観の抽象化」

関西のおすすめ映画館・スクリーン・座席 IMAX,DOLBY CINEMAなど
筆者が2020年秋から2024年春まで大阪在住だった間に訪れた大阪・京都・兵庫の映画観情報を書き残すための記事。特に各映画館の各シアターのどこの座席が見やすいかということについて。
注意事項
座席配置がフラット・傾斜が緩やか/強いという備考が頻出するが、これは傾斜がフラット・緩やかであると前列に人がいた場合にその頭が視界を遮るおそれがあるということであり、座席予約時に注意が必要ということを示している。傾斜が強い分には問題はなく、むしろ後述するようにスクリーンまでの距離が近いだけ見やすくなる。
適正座席については、スクリーンに対しての座席(鑑賞者)の高さとスクリーンと座席(鑑賞者)の距離に基づいて判断している。高さが低すぎれば鑑賞者は首を上げてみる必要があり、距離がありすぎれば映像は小さく見えて臨場感も損なわれるし、それらの逆もまた見にくい。それらを踏まえた上で、筆者の体感でより見やすい座席位置をレビューしている。
【大阪キタエリア】
T・ジョイ梅田
音響に関して、どのスクリーンもクオリティが高く、重低音に強みがある。特にシアター1,3,6の音響は屈指。
シアター1
最大シアターでDolby Cinema対応。
F列が最適正そう、E列は前すぎるように感じる。
シアター2
C-8>B-8の順番で最も見やすい位置。
後ブロック最前列のE列は前ブロック最後列のC列と同じ高さで、もしE列以降なら6番の座席が適正位置。
シアター3
スクリーンサイズはかなり大きい。
E-14が最も見やすい位置だが、手前の手すりが人によってはやや邪魔かもしれない。
左右に偏りがあるため、中央の座席は14であって15ではない。
E列以降の座席は傾斜が結構あるCSら沼くらい
C列はスクリーンに近くて上の方が歪むが、そこまで悪くはない。
シアター4
E5>C5>F5の順番で見やすい位置。
シアター5
E列が最も見やすい。座席に左右偏りがあり、C列以前なら7,8番が中央になる。
F列はスクリーンから遠い、C列はスクリーンに対してやや低い。
シアター6
スクリーンサイズはかなり大きい。
音響について、低音がかなり良いが、高音が刺さる作品がある。
シネスコ作品はE列>F列が見やすく、ビスタ作品はD列じゃないとスクリーンが小さく見える。
F,G列は前列の人の頭が視線に被りやすいことに注意。
TOHOシネマズ梅田
総じておすすめできないシアターばかりで、ここで見るならT・ジョイ梅田で見ることをおすすめする。
スクリーン1
適正はE,Fあたりだが、それでも見上げる姿勢になる。
前半分の座席配置は平面で、後ブロックはかなり緩い傾斜がある。
天井高すぎて音が小さすぎる、後方の方が出るかも?
高さがあって湾曲のあるスクリーンなため前方はかなり微妙そう。
スクリーン2
FかGが適正、Eは高さが低すぎる。
スクリーン3
D>Eが適正。音響が前寄り。
スクリーン5
C>B-12,11が適正。
スクリーン7
適性はB列。座席配置は完全フラット、予約時の前列の被りは要注意。 E列は左側の足元照明が気になる。
スクリーン8
適性はB列。座席配置は完全フラット、予約時の前列の被りは要注意。 E列は左側の足元照明が気になる。
スクリーン9
別館であることに注意。座席配置は完全フラットなため、予約時の前列の被りは要注意。 C>D列が良さそうで、スクリーンは大きい。
スクリーン10
別館であることに注意。D列あたりが適正で、座席配置は傾斜が強い。
スクリーンの継ぎ目が2本も気になる上に、スクリーン左半分の発色が悪い。
大阪ステーションシティシネマ
シアター7
D,C-8が適正。
シアター8
真ん中は9で、適正はCかD列。ビスタスクリーン。 スクリーンが汚く、ムラがある。
シアター9
スクリーンの大きさは小さくて位置が高く、席傾斜は緩いので、後ブロック最前列が適正か。 スクリーンが汚く、白色が虹色に見える。
シネ・リーブル梅田
シネマ3
A5,6>B7,6が適正。
シネマ4
A,B列が適正。
【大阪ミナミエリア】
なんばパークスシネマ
シアター6
D-9が適正。
シアター10
D,E,Fが適正。 G以降は照明が気になるかも(消えてる時もある)。
TOHOシネマズなんば
スクリーン6
E,F,G列-10の順で適正。
スクリーン12
DかE列が適正。 離れた別館であることに注意。
イオンシネマシアタス心斎橋
スクリーン3
A-5が適正。座席に横にパーテーションあり。 スクリーンと最前席の間隔が超広く、座席配置は傾斜なしのフラット。
TOHOセブンスパーク天美
シアター10
適正はC>B>D-12。 座席傾斜はややある。座席の高さも、スクリーン位置も低い
【大阪北摂エリア】
109シネマズEXPOCITY
IMAX/GTレーザー以外は特に普通な映画館。
シアター3
E>D,F-7の順で適正。
シアター4
適正座席は覚えてない。 4DXシアターであるが、そのクオリティは悪くないものだった。
シアター5
E>F-10の順で適正。
シアター6
シネスコならE>G列、ビスタはF>E。センターは12。 ビスタスクリーン。
シアター7
入場レーンの幅があるため、13,14が真ん中になる。 座席配置の傾斜が強く、適正はF,G,H列あたり。ビスタスクリーン。
シアター9
座席配置の傾斜かなり寝ていて、適正はD>EだがCも適正かもしれない。
ビスタスクリーン。
シアター11
IMAX/GTレーザー対応スクリーン(国内で2番目に大きいスクリーン)。
I>H≒J列の順番で最も見やすい。少し見上げるくらいの位置でないとスクリーンの大きさをあまり感じられない。
F列だと映像の上方が少し歪む上に見上げる首が微妙に辛いかも。とはいえ、視界いっぱいの没入感は良い。
G列は微妙に見上げる角度で問題はない、横幅は丁度視界いっぱいになる。
K列だと後ろすぎて、視界に対して縦幅は良いが、横幅が余り過ぎてしまう。また、スクリーンを見上げる形ではないので、スクリーンの大きさもあまり感じられない。
109シネマズ箕面
シアター7
D>B>Cの順で適正。
イオンシネマ茨木
スクリーン7 THX
音はたぶん良い、音量は大きくはないけど丁寧めな印象。 L列は後ろすぎる、前ブロック後列が良さそう。
【兵庫エリア】
塚口サンサン劇場
ミニシアターの雰囲気があるものの、スクリーン1を除けばその見ごたえは一般的なシネコンに劣らない。特にシアター4の音響、特に重低音は屈指のクオリティ。
シアター1
スクリーンがかなり小さく、かつ位置が高い(アップリンク京都っぽい)。
C-5の座席が最も見やすい。
シアター2
E>D>F列の順番で見やすい。
横は7番の座席が見やすく、右ブロックの左端列が中央位置となる。
シアター3
EかC列が最も見やすい。
AからD列は高さに差がなく、それなりにスクリーンを見上げることになる。
F列以降はスクリーンからの距離もあり、遠く感じる。
シアター4
この劇場最大のメインシアター。
D≥C>E列の順番で見やすく、8,9番が中央位置。
TOHOシネマズ伊丹
スクリーン3
C列くらいが適正。前ブロックは座席傾斜がフラット気味。
【京都エリア】
イオンシネマ京都桂川
シアター8
C>D列の順で適正。スクリーンからの距離がまぁまぁある。 座席傾斜はかなり強くて見やすい。
MOVIX京都
DOLBY CINEMA
F,Gあたりが適正、後方ブロックは非適正。
シアター3
通常最大箱。E>F>Dの順で適正。 傾斜は緩く前席被りに注意かも。また、前過ぎるとサイドスピーカーなくなる。
シアター7
D-9が適正。E列は少し遠い。
シアター12
D-11が適正。
アップリンク京都
座席の中央位置が難しく、施設案内を要参照。
スクリーン1
C,D-5»E-の順で適正。 Bはすごい見上げる。Eは少し遠くて、さらに右側に座席だと右方の足下ライトが目に入るので、E列では2,3が適正。
スクリーン3
D-6が良さそう
スクリーン4
C-6,7が適正。