「物語の読解、演出の解体、世界観の抽象化」
「アサシンズプライド」感想と考察
Publish date: Mar 15, 2020
圧倒的OP最強アニメ
御伽噺風の不思議の国に迷い込んだかのような世界観を印象づける曲調でありつつスタイリッシュなアニメーションは今まで見てきたOPの中でもかなりすきなOPで、このOPだけでもアサプラの作品自体の評価を2割り増しに思わさせてくれるくらい
そしてこのアニメの一番の見どころは、正統派的にメリダ・アンジェル×エリーゼ・アンジェルの百合愛じゃなくて、メリダ×ネルヴァの元いじめっ子といじめられっ子の拗らせ百合
初期はメリダのことを”無能才女”と蔑み痛めつけていたがメリダがマナを発現し、学期末公開試合で敗れた後はルナ・リュミエール選抜戦でメリダのユニットに名乗り出たり、何よりメリダとの初対面時に自分はマナの発現してない彼女の味方と声をかけていて、当時のことを彼女を見下していたと言っているがどうみても言い訳にしか見えず隠し切れようもない好意のごまかしでしかなく、いじらしすぎる最高ッッの拗らせ百合以外の何物でもない(断言)
といってもほとんどネルヴァからの一方通行のものではあるのだが
アサシンズプライドという作品自体は前述のOP補正もあってか前半あたりはそこそこおもしろいかな~と思っていたけれどシャンガルタ編で限界を感じ始めビブリアゴート司書官認定試験編でう~ん…という感じになり、作画も話数を重ねていくにつれて残念な感じになっていくのが目に明らかで、最初がおもしろそうな雰囲気あっただけにもったいないアニメという感想…