「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」
「true tears」聖地巡礼④ 氷見編
『true tears』聖地巡礼、最後は氷見へやって来ました。
薮田バス停
12話で象徴的だったバスの停留所。
いずれも12話から。
ちょうど薮田に到着した頃から雨風が出てきていて、劇中で雪の寒さを停留所の中でしのぐ乃絵と眞一郎の気持ちがわかるようでした。
薮田交差点
10話で仲上家を出る比呂美を追いかける眞一郎の場面。劇中の場面展開に沿って追っていきます。
実際にこの地に立つと、まさにこの場面で号泣していたのをありありと思い出せるだけでなく、劇中の比呂美の気持ちとシンクロできるような感覚でした。
9話、2話、4話から。この海岸線の場面は厳密には氷見中心部の地蔵地区がモデルなようですが、構図的には同じように見えるカットも少なくないようでした。
3話から1カット、5話から2カット。
5話の比呂美が浜辺に立って住宅地の方を見る場面ですが、背景に上手く山が収まるのは、地蔵地区ではなく、薮田で一致する構図でした。
2話、12話、1話の乃絵のカットから。これらのカットは地蔵地区の方が忠実だったように思います。
比美乃江大橋
『true tears』の聖地というわけではないのですが、本作のヒロイン・比呂美と乃絵の二人を思わせる橋名で思わず写真を撮ってしまいました。この「比美乃江」というのはこの周辺の地名なようで、他にも「比美乃江」の名前を冠っする小学校などもありました。
地蔵地区
氷見駅から程近い海岸線の地蔵地区にやって来ました。
5話から浜辺の2カット、キスシーンは11話からです。
劇中で何度も目にする防波堤沿いの住宅地は、まさにこの地蔵地区がモデルなようでした。2話と12話から。
続いて11話からなのですが、この海にせり出した防波堤と完璧に一致するようなモデルはこの地蔵地区にも限らず、実際には存在しないようでした。一応、やや似た形の防波堤はありましたが。
以上、『true tears』の聖地・城端、高岡、氷見の巡礼でした。ちなみに朝の9時半に城端に到着し、夕方16時半に氷見を発つという中々にハードな巡礼旅でした。
巡礼ルートの参考に
最後に、『true tears』の聖地巡礼をする際の参考なのですが、城端、高岡、氷見、特に薮田までを1日で巡るというのは、公共交通機関のみの使用ではかなりの至難の業です。特に電車もバスも運行ダイヤが相当なネックになると思います。そこで、私が今回実際に使用した、あるいはプランB,C的に予定していた移動手順を参考として記しておきます。
まず、金沢から城端まで
ここは加越能バスを使いました。本数は多くないものの、電車と比べると40~60分ほど早く移動できます。また、城端では観光協会でレンタサイクルを借りるのがおすすめです。レンタサイクルを使えば、各所で場面写と合わせながら長々と撮影をしていた私でも、2時間弱で城端を巡り尽くすことができました。
そして、城端から高岡まで
IRいしかわ鉄道のダイヤによっては、聖地最寄りの越中中川駅に向けて乗り換えの高岡駅で1時間ほど待ちぼうけになることがあります。そこで、ダイヤによっては、高岡駅で下車して徒歩15分ほどで聖地に向かう方が良いです。
最後に、高岡から氷見まで
特にバスの停留所の薮田と海岸沿いの地蔵地区を巡ることを想定した場合。高岡古城公園からは「坂下町バス停」、たこ焼きはちはちからは「広小路バス停」で加越能バスに乗り、氷見方面に向かいます。
ここで薮田バス停まで行くバスに乗ることができれば、そのまま薮田バス停で降車。そして、薮田バス停からは氷見本町バス停で降車し、地蔵地区を巡るのが一番効率よく回れるかと思います。私はこの手順で聖地巡礼しました。
一方で、高岡で氷見方面には向かうものの、薮田までは行かないバスに乗った場合は、伊勢大町バス停で降車して「JR氷見駅の観光案内所」へ、あるいは北大町バス停で降車して「ひみ番屋街総合案内所」へ向かい、レンタサイクルを借ります。そして、地蔵地区へは「ひみ番屋街総合案内所」からでも10分弱で行けますし、薮田も約30分ほどで行くことができるはずです(あくまでもプランB,Cとして考えていた手順なので、実際の所要時間などに差はあるかと思います)。
ただし、天気によってはこのレンタサイクルは貸し出しをしていないようで、実際に私が巡礼した日も雨風がそこそこあったため、レンタサイクルを中止していました。
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