「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」
「凪のあすから」聖地巡礼 その1 波田須小学校(波路中・美濱中)
今回は「凪のあすから」の聖地・三重県熊野市と紀北町に行ってきた時のことを振り返っていきます。
また、今回の舞台地探訪は2024年1月13,14日に行ったのですが、公式による熊野市とのコラボ企画の期間初日およびトークショーイベント開催日であったため、至るところで私と同様の「凪あす」の聖地巡礼者を見かけられました。
そして、まずこの「凪あす」巡礼記・第1回では、波田須小学校を訪れた際のことを振り返ろうと思います。
波田須小学校
この波田須小学校は、劇中では汐鹿生《シオシシオ》にあった波路中学校のモデルのようです。また、波田須小学校は現在は休校中とのことですが、劇中の波路中学と同様に実質的な廃校のような状態でした。
また、今回は劇中での地上の街・鴛大師《オシオオシ》にある美濱中学校の校庭や校舎外観についても、この波田須小学校を聖地として撮影したのですが、より劇中の姿に近いモデルとして新鹿中学校と旧新鹿中学校跡が指摘されているようです。
美濱中学校
それでは、美濱中学校の校庭の場面。1枚目は1話から、2,3枚目は5話から。
こちらも5話から。 別の聖地が挙げられている美濱中学校ですが、この波田須小学校もかなり劇中の姿に近いものでした。
この校舎と校庭を見渡す場面も5話から。
2話で登場する美濱中学校の廊下の場面。ここは校舎内の音楽室で合わせました。
第2クールのOPで登場する美濱中学校の教室の場面。
ここも音楽室で合わせたので、比較用の写真に鉄琴が映りこんでいます。
波路中学校
続いて、波路中学校の場面から。
音楽室
まずは3話で登場した音楽室の場面から。
劇中の音楽室にあった鉄琴はこの音楽室にも置かれていました。
日暮れも近い16時過ぎにここを見学したのですが、まさに海中で薄暗い劇中の様子を再現していました。とはいえ、比較用の場面写は分かりやすいように明るめに加工してあります。
鉄琴だけでなく、大太鼓も劇中同様にありました。
この場面の1枚目は鉄琴ではなく、右の窓の位置で合わせて撮影しています。
クラス教室
次はクラスの教室の場面からですが…、波田須小学校のクラスの教室は施錠がされていて入ることができませんでした。
ということで、参考として室外から比較用の写真を撮りました。
ただし、理科室には入ることができ、机の雰囲気などは劇中の教室に近いものでした。引き続き3話から。
この3話での教室の窓際の場面は、教室ではなく、窓の格子の形がより近い廊下の窓で合わせました。
同じく3話から、廊下の場面。
昇降口
次は18話で美海が波路中学を訪れる場面の校舎入口のところ。
劇中ではよくある学校の昇降口が描かれていましたが、実際のものは昇降口というよりも小さな下駄箱や玄関のようなものでした。
再び、音楽室
劇中の話数の並びに合わせて、ここでもう一度音楽室から。
美海が波路中学を訪れた18話の場面です。
鉄琴だけでなく、位置が若干異なるものの右側の棚も一致します。
講堂
最後に講堂の場面から。ここは本編ではなく「電撃20周年祭 上映PV」からです。
注意事項と謝辞
こうして巡ってきた波路中学校と美濱中学校の舞台ですが、実はこの校舎内は普段は締められています。そのため、立ち入るには市の許可が必要なようです。
今回はファン有志が主催する「凪のあすからファン交流会」が企画する聖地巡礼ツアーに参加し、その一貫で見学することができました。貴重な機会をくださった「凪のあすからファン交流会」スタッフの皆さまには、改めてこの場で感謝の言葉を綴りたいと思います、ありがとうございました。
また、交流会は今回に限らず継続的に開催されているようで、次回以降の交流会でも波田須小学校の中を見学するチャンスはあるのかなと思います。
これから訪れる凪あす巡礼者の方へ
また、他の巡礼者のためにということなのか、「凪のあすからファン交流会」が使用していた場面写(写真右)は波田須小学校・音楽室に置きっぱなしにされていました。
そこで、私も持参した場面写(写真左)を置いてきましたので、ここを巡礼する凪あすファンの方はどうぞ上手く使ってください。ただし「凪のあすからファン交流会」の場面写はラミネート加工がされていますが、私の場面写はコンビニで印刷しただけの紙ペラであることはご了承を。
また、アドバイスとしてですが、場面写と風景を一緒にシャッターに収めたい場合、スマホカメラの倍率を1.0倍未満に設定すると風景をボケさせずに撮影できます。さらに、Google Photoのモバイルアプリなどでボケ修正の加工を施せば、引いた倍率したことによる被写体(場面写)の微妙なボケも直すことができます。
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