「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」
聖地の聖地「らきすた」の鷲宮 巡礼記
今回は元祖・聖地巡礼、「らきすた」の埼玉県久喜市鷲宮にやって来ました。
探訪日は2023年5月2日です。
ちなみに、よりもいの聖地巡礼で館林を訪れた後の鷲宮の巡礼でした。久喜駅も鷲宮駅も館林駅も同じ東武鉄道沿線にあるので、一緒に回りやすかったです。
鷲宮駅
まずは鷲宮駅と、その前にある古びた商店。
いきなり雰囲気に似合わないらきすたづくめのお店のミスマッチ感、これぞ「萌えおこし」な感すらありました。
店内には入りませんでしたが、中もかなりらき☆すた成分に満ちていることがうかがえました。「ツンダレうまからソース(かがみ味、つかさ味)」というキムチ味ソースがあるようです。加えて、「涼宮ハルヒの憂鬱」のポスターも一緒に貼られているのが、当時のオタク界の雰囲気を如実に表しているようで、聖地の化石的な印象すらありました。
鷲宮神社
そして、らきすた一番の聖地、鷲宮神社に来ました。タイミング悪く、拝殿の屋根を葺き替える工事をしているようでした。
さらに、有名な絵馬。らきすたのものも全然関係ないアニメのものも含めて、痛絵馬もたくさんありました。
鷲宮神社の前の宮前橋。
鷲宮市街地
埼玉県道410号線沿いの電柱にはらきすたのフラッグが掛かっていました。
さらに、街中を歩いてると、全然コラボとかすることのなさそうな会社の事業所にらき☆すたのポスターが貼ってあったり、未だにコラボメニューを出しているお店があったりすることには驚きました。
「らき☆すたを味わえる店は希少価値だ」、本当にそう。
鷲宮郵便局
鷲宮郵便局には「柊つかさ像」が設置されていました。2022年12月18日に設置されたばかりのようでした。すごいけど、なんか怖い…。
久喜市商工会鷲宮支所
らきすたの聖地拠点である「久喜市商工会鷲宮支所」です。市の公用車も「らき☆すた」
痛自販機もありました。左側には「らき☆すた」、右側には「鉄道むすめ」の「栗橋みなみ」「栗橋あかね」がデザインされていました。
「LUCKY☆FROZEN」と書いてあるし、これは冷凍自販機なのかな?という感じでアイスや焼き鳥、餃子なんかを売っていました、全体的にツッコミどころがやたらと多い自販機でした。
入口かららきすた尽くし。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」のスポットと御朱印がありました。「埼玉アニメ聖地Walker」も置いてありました。
らきすたのひな壇もありました。
聖地コラボの足跡やその盛り上がりがうかがえるもので、見ていておもしろかったです。
こないだまで開催されていた「らき☆たま展」のポスターも掲出されていました。
さらに、2階に上がる階段の踊り場にも大きめのポスターが飾ってあったのですが、階段前が資材置き場と化していて、階段を上がっていいものか躊躇してちゃんと見ることができませんでした。こういう時はちゃんと職員の人に聞けばいいところを、2回に1回くらいは躊躇してしまうの損なだけなのでやめたいですね。
久喜市役所鷲宮総合支所
商工会の裏手にある市役所の支所にもらきすたの展示がありました。
すごいちっちゃい写真ですが、実際のお祭りでらきすた神輿を担いでる様子も映されていました。
2階の市役所の各課のスペースには「らきすた」「鉄道むすめ」を含めたデザインマンホールが展示されていました。また、下水道施設課ではマンホールカードも配布していました。
久喜市役所本庁舎
さらに、鷲宮駅の隣駅・久喜駅から15分くらい歩いたところにある「久喜市役所本庁舎」にも行ってきました。
ここのロビーにも「らきすた」コーナーがありました。
らき☆すたデザインの婚姻届けには、「こんなものまであるのか…」と若干慄いてしまいました、すごい。
そして、2022年に行われた「らき☆すた クラウドファンディング」に関するものも展示されていました。鷲宮郵便局で見た「つかさ像」もこのクラウドファンディングで集まったお金によって作られたそうです。
感想
アニメ聖地の走りともいえる「らき☆すた」の聖地・鷲宮や久喜市。約16年前の元祖の地であるにも関わらずというべきか、むしろだからこそなのか、未だに聖地として最盛期だった頃の名残を見ることができたことは興味深かったです。その一方で、市による新たなコラボの取り組みもあちこちで感じることもできて、流石元祖・萌えおこしと驚かされる光景にもたくさん出会うことができました。
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