「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」

「花咲くいろは」聖地巡礼⑤ 湯涌温泉街編その2

『花咲くいろは』聖地巡礼、今回は福神橋とその橋を越えた温泉街のエリアの巡礼を巡っていきます。

福神橋

第1クールOPのカットと、4話のカットから。ポイントポイントの一致度は高いです。

共に4話のカットから。ちょっとした柱などの再現度も精密でした。

4話からさらに2カット、15話から1カット。ここは以上のカットとは反対側の歩道を映したものでした。

福屋旅館（百楽荘 彩心）

喜翆荘のライバル旅館として登場した「福屋旅館」ですが、そのモデルの旅館は何度か中身が変わっているようで、現在は百楽荘・彩心という旅館でした。

15話のカットから、建物の外観は劇中の福屋旅館そのままといった感じでした。

第2クールOPのカットと、15話のカットから。2枚目のカットは福屋旅館もとい百楽荘・彩心の前の通りを挟んで向かい側、「湯の出」を背景にしたものです。

7話の湯乃鷺駅を出たところのカットから。駅前は基本的に西岸駅前が一致するのですが、駅から少し離れた視点のカットについては、この場所が場面として一致するようです。

喜翆荘跡（湯涌散策園）

第2クールOPのカットから。

喜翆荘のモデルとなった旅館・白雲楼ホテルは1998年に倒産し、2006年に建物も解体されたということで、アニメ『花咲くいろは』以前に既に存在しないものとなっていました。もしここに喜翆荘があったら、こんな雰囲気なのでしょうか。

26話と25話のカットから。

現在は公園として整備がされていて、ほぼ喜翆荘の面影はないようでした。

これが唯一といっていい喜翆荘を思わせるものとして、この岩がありました。

劇場版のカットを参考に並べていますが、それ以外の場面でもたびたび喜翆荘の入り口前に、こんな感じの岩が並んでいる構図がアニメでも見ることができます。

ぼんぼり祭りに合わせて開催されていた「ぼんぼり祭り応援作品展示」では、かつての湯涌温泉と共に、在りし日の喜翆荘のモデル・白雲楼ホテルの写真を見ることができました。どうやら普段は湯涌温泉観光協会でも、こういった写真が見られるようです。

次が『花咲くいろは』の聖地巡礼記も最後、いよいよ「ぼんぼり祭り」でのことを振り返っていきます。