「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」
「花咲くいろは」聖地巡礼② のと鉄道・湯乃鷺駅編
『花咲くいろは』聖地巡礼、2日目は湯乃鷺駅もとい西岸駅、そして能登中島駅にやって来ました。
これら二つの駅のあるのと鉄道ですが、『花咲くいろは』と『君は放課後インソムニア』のラッピングトレインが運行されていました。そして、それを見ようと思うと運行ダイヤと巡礼予定の兼ね合いもあり、金沢駅を朝5時のJR始発に乗らなければいけないという早朝からのハードスケジュールでした。
西岸駅(湯乃鷺駅)
ホーム
まずはキービジュアルに合わせた構図から。
4話のカットから。劇中の名称である「湯乃鷺駅」になった駅表示も設置されていました、すごい。
第2クールOPと、26話のカットから。かなり一致度は高いです。
26話から2カット、劇場版から1カットです。
駅舎
劇場版の高校生だった頃の緒花の母・皐月のカットと、緒花を生んだ直後のカットから。
驚いたのは駅舎の中で、『花咲くいろは』一色といった感じでした。アニメの聖地に行くと店内がそのアニメで埋め尽くされている地元のお店というのが、ほぼ必ず1軒はあるものなのですが、西岸駅舎はまさにそういった雰囲気でした。
聖地巡礼ノートもあったので、書き込んできました。書き込みきった巡礼ノートもそれなりの数が置かれていましたが、最新のNo.43というのは本当に43冊目のことなのでしょうか…。
のと鉄道関連のコラボ資材はもちろん、『花咲くいろは』関連の書籍に始まり、他P.A.WORKS作品や「君は放課後インソムニア」など能登半島が聖地の作品の資料や漫画もたくさん置かれていました。
特に、年ごとに全国からアニメの聖地88か所を取り上げたKADOKAWAの「アニメ聖地88WALKER」があったことには、「流石…!!」と思わされました。
また、ぼんぼり祭りに合わせてか、ぼんぼり祭りの灯篭も吊るされていました。
駅前
共に6話のカットから。西岸駅前はまさにまさにアニメのまんまといった光景が広がっていました。横には酒屋、正面には郵便局といった配置も劇中のままでした。
ちなみに、郵便局ではP.A.WORKSがアニメを制作し、石川が舞台の一つである「スキップとローファー」のコラボ切手が販売されていました。
また、劇中の構図では、この駅前の道は「福屋旅館」沿いの道に繋がるように描写されていました。そのため、駅前のカットでも、この西岸駅前ではなくて「福屋旅館」のモデルの旅館沿いに一致するものも一部ありました。
能登中島駅
続いて西岸駅の隣駅・能登中島駅にやって来ました。
劇中では香林坊高校の最寄り駅として描写されていました。駅前のカットは19話から、ホームは20話のカットから。
これも19話のカットから。
ホーム上のカットは20話から。
実際の巡礼では、先にこの能登中島駅で降車して、『花咲くいろは』のラッピングトレインを万全の態勢で待ち伏せ・撮影し、その後に西岸駅に行くという行程でした。
電車内
4話と、第2クールOPから。ホーム上から車体を撮ったこの2枚については、比較的落ち着いて撮影ができる終点の七尾駅で撮りました。
第2クールOPから2カット、6話から1カット。
20話から1カット、19話から2カット。
また、1両編成では土曜日の朝7~8時台の電車でもそれなりに乗客がいたのですが、2両編成の場合は2両目には誰も乗客がおらず、車内の撮影もしやすかったです。
ラッピングトレイン
このラッピングトレインは「第3弾(改)」だそうです。
1枚目は能登中島駅、2枚目は西岸駅で「湯乃鷺駅」の駅表示と共に撮影しました。
この3枚も能登中島駅で撮りました。朝8時前の便でしたが、通学の学生が無人駅という割にはそこそこの人数乗り込んでいっていました。
また、西岸駅で撮影した車両についてですが、金沢駅を6時半に出発する電車から乗り継げる電車だったということで、SNSを見るにこの車両に乗っていた『花咲くいろは』ファンが何人かいたようでした。
つまりは、ぼんぼり祭り当日・翌日の西岸駅を独り占めするには、金沢駅を5時台に出発する電車から乗り継いでくる必要があるということなのかもしれません…。
そして、この後は金沢駅を経由して、遂に湯涌温泉に向かっていきます。この日、金沢駅を出発したのは朝5時でしたが、再び金沢駅に戻った時には既に正午過ぎ、湯涌温泉に着いたのは午後1時でした…、なんという長丁場。
ここまで来てなお『花咲くいろは』聖地巡礼の本番はこれからです。
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