「2次元と3次元が重なる地平で、今巡り合う」

大阪・関西万博ルポ
6/8に大阪・関西万博に行ってきたので、そのルポです。
会場まで
夜行バスで行きました。
関東からUSJ、そこから徒歩でユニバーサルシティ駅へ、そしてJRゆめ咲線で隣の桜島駅へ。
桜島駅では臨時改札が設けられていて、改札外すぐに万博会場行きのシャトルバスターミナルが設置されていました。08:10頃に事前予約済みでシャトルバスの列に並んだのですが、乗車まで30分くらい並びました。また、同行者曰く、通常の改札外にもシャトルバスターミナルはあったみたいです。

そして、シャトルバスで15分程度で万博会場の西ゲートへ揺られて、08:55に到着。西ゲートでは思ったよりもスムーズに入場でき、あまり待たされた感はなく、09:15には会場内へ入れました。




開場
ここからパビリオン巡りなのですが、事前予約は1週間前予約で河森正治さんの「いのちめぐる冒険」のみ抑えられていました。回り方の作戦としては万博discordを使って狙い目なパビリオンを探しつつ、随時当日予約も狙うという体制でいました。
【だれでも万博(仮)】
— カッキー(静岡在住)万博フォトコンテスト主催 (@Expo20252025) April 22, 2025
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ベルギー館
初手はベルギー館。西ゲートすぐのところで、待ち時間が30分程度と聞いて並びました。入場時に貰えたクッキーはやたら香り高かったです。展示内容はベルギーが医療大国だということをアピールするもので、意外な一面を知れはしましたが、面白いかと言われると別に……という感じ。










未来食堂
次に河森正治さんプロデュースの「いのちめぐる冒険」へ向かったのですが、朝から何も食べていなかったので、途中の未来食堂で焼鯖寿司を食べました。フツーに美味しかった。10:40頃に立ち寄った際は空いていましたが、後ほど昼過ぎにはかなりの列ができていました。


いのちめぐる冒険
そして、「いのちめぐる冒険」へ。ここは11:00~11:10で事前予約済みでした。MetaQuestを用いたVR映像を鑑賞するものでした。途中操作してはいけないとこを操作してしまって、自分の端末だけ映像が終了してしまい、別の端末で続きを見ることになりました……。VR初体験だったので、フツーにすごーとなりました。やたら並んで行くほどでもないですが。




トルクメニスタン館
次に近くのトルクメニスタン館へ。20分程度待ち、12:00丁度頃に入場。権威主義国家のプロパガンダ感溢れる映像や物品の展示がとても面白く、まさにこういうものを万博に求めていた!というものでした。














特に現地の日本語の教科書を展示はとても興味深かったです。また隣国イランなどで話されているペルシャ語の教科書もあり、私自身ペルシャ語を学んでいたので、こちらも興味深かったです。






トルクメニスタン館内の3階にはレストランもあり、20分ほど並んでこちらも訪れました。ピシメ、シェクシェキ、パロウと一通り注文してみました。ピシメは味付けのない揚げパンのようで、シェクシェキは甘くてしっとりめのスナックでした。ピシメは単体ではなく、シェクシェキと一緒に食べるのが良さそうでした。
また、パロウという米料理は炊き込みご飯のようなもので、要はイランのポロウと同じようなものなのかと思います。こちらの文化圏らしく、テラス席には絨毯の敷かれた座敷席もあり、こちらで頂きました。どれも無難に美味しかったです。最後に1階にはショップもあり、Tシャツを買いました。


GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
また、トルクメニスタン館の待機列中に当日予約が取れたということで、次は14:00~14:10の枠でガンダムパビリオンに行きました。夢洲ベースから軌道エレベーターで宇宙基地に行くも、そこでジオングに襲われたところで、ガンダムが救援に入って、なんとか地球に帰るというストーリーの体験型パビリオンでした。ガンダムは最近のシリーズをアニメで程々に追っていますが、別にそんな苦労していくものでもないかなぁというのが正直な感想。




インド館
15:15頃にインド館、もといバーラト館へ。どうやらここは人を入れては受付停止し、しばらく経ったらまた人を入れて…という形式のようで、ちょうど前を通りがかった時にタイミング良く入場受付中だったので訪れました。ここもまさに万博っぽいその国の個性が溢れる展示内容でした。 とはいえ、すごい面白い訳ではないですが、タイミングが合えば待ち時間0分、待っても15分とかで入れるので、そういう意味ではかなりおすすめです。








また、テイクアウトのみの食事もあり、バターチキンライスを注文しました。これがインドらしいとてもスパイシーなカレーだったのですが、それ以上に細長いお米の食感が合わず、だんだん辛さ以上にそっちがつらくなってきました…。




コモンズA
次に16:30頃にコモンズAに。色んな国のブースがあって、入場列も10分くらいでお手軽に万博感が味わえました。なんかMBSの取材班がいて、同行者がインタビュー受けるはめになってた……。印象的だったのは、確かトリニダード・トバゴのやたらゴージャスな衣装です。




UAE館
その後は、17:30過ぎにUAE館へ。あまり並ばず入れましたが、ヤシの幹を編んだ柱がずらっとあって、多少の国の取り組みが解説がある程度であんまり面白くはありませんでした…。ただショップでセンス良い商品が多数あって、ここでもTシャツを買ってしまいました。あと、この辺りから足が限界と悲鳴を上げ始めていました。




オフィシャルストア
そして、東ゲート近くの大丸のオフィシャルストアへ。入店するまでに30分くらい並びました。ここではネックピローを買いました。使用図がミャクミャクに寄生されてるっぽくて良いです。
シンガポール館
終盤戦、シンガポール館へ。別のパビリオンで並んでいる時に隣の人がここが良かったと話していたので来てみましたが、実際はうーんという感じ。「みんなの夢を!」みたいなコンセプトでしたが、そういんじゃないんだよなぁ……。




スペイン館
19:30、スペイン館へ。夕方くらいからずっと待ち時間が短いことはdiscordの情報でキャッチしていて、実際行ってみてもほぼ待ち0分みたいな感じでした。ただ、入場しようとしたらフラメンコショーが19:30から入り口脇で始まるとのことで、まずそちらを観覧することに。




そんなこんなでようやくパビリオンの中へ。スペインと日本の繋がりを示す難破船や大航海時代を巡る歴史の紹介が興味深かったです。全体的な空間の演出も結構好みでした。


セルビア館
そして、いよいよ20:50頃ですが、セルビア館のレストランがまだ開いているのを見つけて滑り込み。この時間になるとほとんどのパビリオンやレストランは閉店していて、この前に並んでいたオーストラリア館のカフェもほとんど売り切れで諦めたところでした。
セルビア館のレストランでは「チェヴァピ」というケバブのサンドと、「ピタサ メ ソム」というミートパイを注文。お肉がとっても柔らかくて美味しかったです。


閉場
そして、21:00。各パビリオンやオフィシャルストアが閉店となり、万博全体も実質的な閉場です。一気に来所者が帰るので西ゲートのバスターミナルは大混雑でした。神戸方面へのシャトルバスは満員で、列に並ぶのも不可状態になってました。私は行きと同じく夜行バスで。万博期間はこの夢洲発着の高速バスもあり、会場から直接関東まで帰りました。


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