青春
私を魅了する
の物語、もっと知りたい─-
「フラ・フラダンス」─ひまわりの絆のエール─ 感想と考察
まず、笑えるとこがいっぱい。 ダメダメで残念なフラダンサー1年生たちの天然もドジもやらかしも日常のコミカルさがあって、思わず声が出てしまいそうな場面がいくつもあった。 それでも彼女たちは一人前のフラダンサーになるため奮起していて、そして様々な困難にぶつかる。がんばってがんばってもみんなに追いつけない…
「TARI TARI」─どこまでもまっすぐで貴い、青春の全部が詰まった物語─ 感想と考察
この「TARITARI」、クソじゃないアニメ Advent Calendarに似合わず普通に非の打ちどころのない名作アニメです。まぁ文字通りクソじゃないアニメには変わらないのでOKですが。 ということで、クソじゃないアニメ Advent Calendar 2021の4日目です。 *** まず「TAR…
「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」─本気にならないと手に入らないものがある─ 感想と考察
彼女は、実力のある者の肩を持つようで自分自身は実力主義以上に感情的な論理に身を埋めようとする。彼女は、久美子の調和的な振る舞いを気に食わなそうに見ているくせに自分を犠牲にして先輩である夏紀を立てようとする。 頑張った末に何も残らないどころか、それを否定するような傷を負っていた。本音を隠して、本気でい…
「ぼくたちのリメイク」─忘れていたのはキラめきと熱量─ 感想と考察
10年前に戻ってやり直す、熱を帯びて輝いていた頃 10年前にタイムスリップした恭也は、若かりし10年後プラチナ世代と呼ばれる憧れのクリエイターたちと共に夢への道を歩む。 だけど、夢の前にはたくさんの現実という試練が立ちはだかる。10年後の未来でのクリエイターの現場を知っている恭也は、時には妥協をしな…
「TARI TARI」─笑ったり、悩んだり、泣いたりの青春群像劇─ 感想と考察
合唱部の5人が歌と共にたくさんの困難を乗り越えたり、はっちゃけて笑いあったり、時には高い壁の前に諦めてしまうこともあったけど、仲間と支えあってまた前を向いて歩き出したりな青春群像劇。 全13話のどれを取っても合唱部の5人の姿に具現化されたメッセージが込められていた。行く手を阻む困難に打ちのめされてし…
「はるかなレシーブ」─アツさ真っ盛りの水着スポ根アニメ─ 感想と考察
怒涛の全話水着回の、汗も滴る程にアツい真夏を突っ走るようなスポ根アニメ ビーチバレーの特徴の一つである二人のペアというところに焦点が当てられることの多いこの物語の、かけがえのないバディと共にビーチバレーに対する様々な葛藤を乗り越えていく姿はとても眩しくて、アツく、時に感動的だった。さらに、ペアとの絆…
「ハナヤマタ」─青春をぎこちなくも華々しく舞う5人の物語─ 感想と考察
輝きたい!ヒロインになりたい!と思う普通の女の子が金髪よさこい少女と出会い、仲間を集め、5人でよさこいを踊るというお話。 思春期特有の家族や友だちについてのナイーブな葛藤や悩みを乗り越えて、5人がだんだんと結束していく姿は瑞々しく輝いていた。 そして、よさこいステージに向けてという前に待ち受ける唐突…
「ガルパン最終章 1話 2話 3話」感想と考察
せっかく映画館で最終章1,2,3話連続で鑑賞したので感想です。 相変わらず込み入った内容がある訳でもないけれど、戦車が走りまくって撃ち合いまくるだけで楽しいアニメ。 BC自由学園ならマリー様、知波単なら玉田と細見のコミカルな動きだったり、劇場版作画だからできるうさぎさんチームや河嶋弟妹や観戦ギャラリ…
©GIRLS und PANZER Finale Projekt「サイダーのように言葉が湧き上がる」─夏のノスタルジア─ 感想と考察
甘酸っぱくてもどかしい夏のノスタルジア 夏祭りで踊る音頭の音色に懐かしさに思わず泣き出してしまうキャラクターがいるが、この青春ロマンス物語とはこういうことなんだと思う。 思春期のうちの夏だったり恋というのは、この物語の中で大きな存在感を持つ俳句やレコードに象徴されるようにどこかノスタルジーに包まれた…
「あの夏で待ってる」─痛くて美しい青春の恋物語─ 感想と考察
突然始まった不思議なひと夏の刹那な儚さと信州で繰り広げられる青春のひと時の穏やかであり騒がしい日常を、涙の出るほど甘くて酸っぱい恋物語と共に味わう群像劇。 甘酸っぱくて痛々しい夏 何かしたい、何かしなくちゃってこの夏は始まった。 そして、恋が訪れた。 だけど、それは互いにすれ違ってその想いを口にした…