人間関係
私を魅了する
の物語、もっと知りたい─-
「俺ガイル 完」─偽りの青春にさよならと贖罪を─ 感想と考察
雪乃の進む道 ─3期 第2話─ 雪乃の葛藤。それは、自分がどうしたらいいのか、何をしたいのかがよくわからない。それは母が後を継ぐ姉・陽乃のことを全て決めて縛り、一方で雪乃のことは何もかも自由にしていいと言ってきたことで、かえって雪乃にとってはどう振舞ったらいいのか分からなかったという過去から現在に至…
©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完「俺ガイル続」─偽りの青春を本物にするために─ 感想と考察
比企谷八幡と雪ノ下雪乃 八幡と雪乃の違い 比企谷八幡は弱さの中に強さがあって、雪ノ下雪乃には強さの中に弱さがあるのだと思う。そして、そんな二人はとても似ていて、まるで正反対な二人でもあるのだと思う。 雪ノ下雪乃とは まず、雪乃の場合は、彼女について基本的なスペックの強さがあるだけにその限界を自分で認…
©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。続「心が叫びたがってるんだ。」─交わした言葉は、私を新たな世界へ連れて行く─ 感想と考察
口を閉ざした、心を閉ざした少女 お喋りな女の子・成瀬順はある日、父親が知らない女とラブホテルから出てくる光景をそうとは知らずに母親に喋ってしまう。そこから始まるのは、当然家族の崩壊。 そして、順は母親からも父親からも「もう喋るな」「お前のせいだ」と言われる。それはお口にチャックで、お喋りを封印されて…
©KOKOSAKE PROJECT「星屑テレパス」─この想いは、宙へと続く─ 感想と考察 7~12話
第7話「大胆リーダーシップ」 みんなと歩むリーダー 今度は部長会に挑むことになった海果だけれど、回りをリーダーたちに囲まれる中で、また自信なさげに陥ってしまっていた…。そんな中、「秋月さんなら焦ったりしないのに…」という彼女の心の呟きは、それでもやっぱり自分もリーダーになりたい!という健気な思いを汲…
©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会「Just Because!」─青春を終わらせない、再会の恋物語─ 感想と考察 10~12話
この物語は、最高の青春の終わりと再開、もとい再会。 『Just Because』 だからといって青春は終わらない。再開して再会し続ける、そんな物語。 第10話「Childhood’s end」 バレンタインデイ・ビターエンド 今日はバレンタインの2月14日、誰しも想いを伝えられずにはいら…
©FOA/Just Because! 製作委員会「Just Because!」─青春の終わりの続きの恋物語─ 感想と考察 6~9話
これは青春の終わりの続きの物語。そして、その青春とは、高校生活であり受験勉強であり、切ない恋のことである。 第6話「Restart」 それぞれが自分の気持ちと向き合おうとする時が来た。 とはいえ、そこには恐れも付き纏う。陽斗なんかはまさにそうで、なんとか瑛太との思いをはっきりさせるか否かの1打席勝負…
©FOA/Just Because! 製作委員会「無職転生 2期」─ルディとシルフィを結び付けた恋心─ 感想と考察 第1クール
第0話「守護術師フィッツ」 降ってきたシルフィ。そして、わけもわからないままに告げられる故郷の消滅は、シルフィをたった一人何もないという孤独と頼れるものもない不安で覆っていた。 何よりも決定的だったのが、シルフィではなくフィッツとして名も姿も生まれ変わらなければならないことだったように思う。それは確…
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会「Just Because!」─青春の終わりに、僕らは諦められなかった─ 感想と考察 1~5話
第1話「On your marks!」 高校3年生も3学期目前の転校生。このまま穏やかに残りの僅かな時間の消化試合のように過ごすだけだったはずの日々。そこに、唐突に射し込んだ一つの特異点が泉瑛太だった。 4年ぶりに戻ってきた街に、4年ぶりに再開した陽斗。ホームランチャレンジで野球をしているうちに不思…
©FOA/Just Because! 製作委員会「星屑テレパス」─海果の思いは、宙へ広がるビッグバン─ 感想と考察 1~6話
第1話「彗星エンカウント」 人とのコミュニケーションが苦手な小ノ星海果は、こんな自分でもフツーでいられる場所と友だちを求めていた。それが宇宙であり、宇宙人。 そんなことを言われてしまうと、この地球上にはただの一人も心を開ける相手がいないのかと海果の感じる孤独さに心がツンとさえしてしまう。だけど、それ…
©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会「true tears」─泣けない私の、叶わない恋─ 感想と考察
この『true tears』というアニメは、なかなかに恋愛アニメな以上に質アニメ的であるうようにも感じた。それ故に1話ずつ見終えた後にキャラクターたちの関係性と展開を整理し、自分で改めて咀嚼してから初めて見えてくるものも少なくないし、もう一度見たいと思わせてくれるものだった。それに、そうやって彼女た…